2024年12月11日(水)
WICIシンポジウム2024

プログラム

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午前の部
9:30-9:35開会の辞
WICIジャパン会長 北川 哲雄
9:35-9:50祝辞
経済産業省 大臣官房審議官 河野 太志 氏
9:50-10:20基調講演
Jonathan Labrey:IFRS財団 Chief Connectivity and Integrated Reporting Officer

10:20-11:50セッション1
『日本らしさ』から紐解く自社らしさと統合報告

統合報告書では「自社らしい」価値創造について説明することが求められている。本セッションでは、日本人・日本組織のベースにある考え方・傾向について着目し、これを切り口に「自社らしさ」を再認識・再発見するアプローチで、統合思考経営や統合報告について議論を展開する。

モデレーター
戸崎 豊:J-STAR株式会社 パートナー
パネリスト
高橋佳子:キヤノン株式会社知的財産法務本部 主幹
東谷泰明氏:株式会社本田技術研究所
安藤昭子:株式会社編集工学研究所 代表取締役社長
11:50-12:50昼食休憩
午後の部
13:00-14:00
WICIジャパン統合リポート・アウォード2024の結果と表彰
14:00-15:30セッション2
日本企業はどのような価値をどのように創出していくべきか
~PBRに惑わされないために

日本企業の稼ぐ力に対するプレッシャーが拡大するとともに人的資本や脱炭素といった社会的側面も重視される時代に、投資家の企業に対する要求や株主権行使が厳しくなっている。そこで投資家は一体日本企業にどのような経営の変化を望んでいるのか、そしてそれは企業によるどのような価値やインパクトを期待しているのか。3人のバックグラウンドの違った経験豊かな投資家と議論する。

モデレーター
宮永雅好:中央大学戦略経営研究科特任教授
パネリスト
田中喜博:あすかコーポレイトアドバイザリー株式会社代表取締役CEO
小柴太郎:MFSインベストメント・マネジメント株式会社 インベストメントオフィサー
蛭川晃氏:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社 株式運用部 ポートフォリオ・マネージャー
15:30-15:40休憩(10分)
15:40-16:20特別講演
北川哲雄:青山学院大学名誉教授、東京都立大学特任教授
「企業情報開示の方向性を考える―欧州リサーチトリップを踏まえて」

日本ではサステナビリティ情報に関する記述について、有価証券報告書、統合報告書、サステナビリティレポートなど、さまざまな情報開示ツールへの対応が課題となっている。一方で、より規制が厳しい欧州企業の情報開示はどうだろうか。直近の欧州での開示状況を踏まえ、日本企業と欧州企業の開示の違いについて考察する。

16:20-16:30休憩(10分)
16:30-18:00セッション3
統合報告の行方を左右する世界の動きと日本の動き

統合報告枠組みの内容は、IFRSの基準に一応盛り込まれているが、今後のIFRS財団の活動の中で統合報告はどう扱われ、企業はどう反応するのか?一方、国内での企業報告のあり方についての検討の中で、統合報告はどのように位置づけられるのか?両者の関係はどうなるのか?鍵を握るメンバーでの議論を行う。

モデレーター
住田孝之:住友商事株式会社常務執行役員 兼 住友商事グローバルリサーチ株式会社社長
パネリスト
Jonathan Labrey:IFRS財団 Chief Connectivity and Integrated Reporting Officer
高橋範江:IFRS財団 統合報告フェロー
JP Desmartin:WICI 会長代行
坂本幸寛:経済産業省経済産業政策局 産業創造課課長補佐 企業会計室室長補佐併任
18:00-18:10閉会の辞
WICI Global 前会長 住田孝之
19:00-21:00ネットワーキングディナー

* 本プログラムは変更になる場合がございます。

コンカレントセッション

WICI2024コンカレントセッション
主 催:早稲田大学ビジネス-ファイナンス研究センター知的資本研究会
共 催:Zuva株式会社
会 場:早稲田大学大隈小講堂
お申し込み・詳細はこちら

*WICIシンポジウム2024の申し込みとは別となりますのでご注意ください。

15:00-15:05オープニング

早稲田大学ビジネス-ファイナンス研究センター知的資本研究会 代表 兼
早稲田大学大学院経営管理研究科教授 西山 茂

15:05-15:20講演

WICIジャパン理事 兼 早稲田大学客員教授 瀧口 匡

15:20-16:50セッション

▼タイトル

サイバーセキュリティと企業価値
〜インタンジブルズ(無形資産)の視点から〜

サイバーセキュリティ上の脅威は日に日にその勢いを増しており、企業経営におけるサイバーセキュリティへの取り組みも、急激にその重要度が増しています。サイバーセキュリティ対策・対応が十分ではないと見做される企業は、顧客や取引先企業から十分な信頼を得ることができずに企業業績にネガティブなインパクトをもたらし、実際にサイバー攻撃の被害に遭った上場企業が巨額の特別損失を計上して株価を下落させるなど、企業価値にも大きな影響を与え得る事態となっています。

本パネルディスカッションでは、当分野の見識者であるパネリストの方々をお招きし、企業価値を維持・保全するための各種対策や利害関係者への情報開示手段のみに留まらず、”サイバーセキュリティリスクに対応する組織ケイパビリティ”をいわゆるインタンジブルズ(企業の無形資産/無形資本)として捉えた場合の企業価値向上策に至るトピックスを取り扱い、非専門家の方でも参加し易い形で議論することに取り組みます。

▼パネリスト

江夏 あかね, 株式会社野村資本市場研究所 野村サステナビリティ研究センター長
田辺 雄史, 東京大学産学協創推進本部 副本部長(経済安全保障担当)
原 伸一, グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)代表取締役副社長 COO

▼モデレーター

菊池 慶輔, ウエルインベストメント株式会社 投資部部長 兼 Zuva株式会社 代表取締役

16:50-17:00閉会の辞

國學院大学名誉教授 花堂靖仁

17:15-19:00懇親会

(未定)