2024年12月11日(水)
WICIシンポジウム2024

登壇者紹介

北川 哲雄(きたがわ てつお)

青山学院大学名誉教授
東京都立大学特任教授

シンクタンク研究員、運用機関のリサーチャー等を経て2005年青山学院大学大学院教授に就任。2019年4月より現職。
専門分野はコーポレート・ガバナンス、財務分析、ESG投資。近編著に『サステナビリティ情報開示ハンドブック』(日本経済新聞出版社、2023年)および『ESGカオスを超えて』(中央経済社、2022年)がある。

[登壇]開会の辞, 特別講演

河野 太志(こうの ふとし)

経済産業省 大臣官房審議官

1996年 東京大学法学部卒業
同年 通商産業省(現 経済産業省)入省 環境立地局 立地政策課
1998年 大臣官房 中央省庁再編審議室 行政考査専門官
2000年 機械情報産業局 電子政策課 課長補佐
2001年 商務情報政策局 情報経済課 課長補佐
2002年 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐
2005年 米国留学(ワシントン大学ロースクール知的財産LLM)
2006年 シンガポール国立大学公共政策大学院 客員研究員
2007年 大臣官房 秘書課 課長補佐
2009年 経済産業政策局 産業構造課 課長補佐
同年 経済産業政策局 産業資金課 課長補佐
2011年 商務情報政策局 情報政策課 政策企画委員
2012年 大臣官房 会計課 政策企画委員
2013年 原子力損害賠償支援機構 審議役
2016年 製造産業局 自動車課長
2020年 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 原子力立地・核燃料サイクル産業課長
2021年 菅義偉 内閣総理大臣秘書官
同年 製造産業局 総務課長
2022年 資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 政策課長
2023年 資源エネルギー庁 長官官房 総務課長
2024年 大臣官房審議官(経済産業政策局担当) 現職

[登壇]祝辞

Jonathan Labrey

Chief Connectivity and Integrated Reporting Officer, IFRS Foundation

Jonathan Labrey is Chief Connectivity and Integrated Reporting Officer at the IFRS Foundation, leading the team responsible for the technical development and market adoption of the Integrated Reporting Framework and Integrated Thinking Principles. He has over 17 years of experience working in public policy, corporate governance and regulation in the accountancy and corporate reporting

[登壇]基調講演セッション3

戸崎 豊(とざき ゆたか)

J-STAR株式会社 パートナー

2002年慶応義塾大学法学部政治学科卒業、経済産業省に入省。知的財産政策室において「知的資産経営の開示ガイドライン」のとりまとめに関与。
2006年から野村證券企業情報部にて、通信・メディア・テクノロジーセクターを中心にM&A案件のオリジネーション及びエグゼキューションを担当。
2015年からJ-STAR(PEファンド)にて8社に投資して5件のExitを実行。 現在はトイファクトリー(キャンピングカー製造販売)及び三和サービス(自動車販売)の社外取締役を兼任。

[登壇]セッション1

高橋 佳子(たかはし よしこ)

キヤノン株式会社 知的財産法務本部 主幹

2005年特許事務所入所。2011年キヤノン株式会社に入社、知的財産法務本部において特許の出願権利化を担当。2016年~2019年内閣府知的財産戦略推進事務局へ出向。知財のビジネス価値評価検討タスクフォースを担当し、「経営デザインシート」の公表、普及啓発に携わる。2019年にキヤノン株式会社に帰任し、知財情報の開示等を担当。
WICIジャパンでは、2000~2001年「非財務分科会」、2023~2024年「日本から発信していく価値分科会」を主幹。

[登壇]セッション1

東谷 泰明(ひがしたに ひろあき)

株式会社 本田技術研究所
先進パワーユニット・エネルギー研究所 先進エネルギー研究開発室 ACE(Assistant Chief Engineer)

1970年 生まれ
1997年 株式会社建設環境研究所 入社
2002年 株式会社イースクエア 入社
2003年 本田技研工業株式会社 入社
2016年 WICI 価値創造ドライバー探索分科会 参画
2019年 WICI スポットライト分科会 参画
2021年 株式会社 本田技術研究所に異動
2021年 WICI 非財務分科会 参画
2023年 WICI 日本から発信していく価値分科会 参画

[登壇]セッション1

安藤 昭子(あんどう あきこ)

株式会社編集工学研究所 代表取締役社長

版社で書籍編集や事業開発に従事した後、「イシス編集学校」にて松岡正剛に師事、「編集」の意味を大幅に捉え直す。これがきっかけとなり、2010年に編集工学研究所に入社。
2021年に代表取締役社長に就任。
企業の人材・組織開発や理念・ヴィジョン設計、教育プログラム開発や図書空間プロデュースなど、多領域にわたる課題解決や価値創造の方法を「編集工学」を用いて開発・支援している。
「Hyper-EditingPlatform[AIDA]」プロデューサー、丸善雄松堂株式会社取締役。
著書に『才能をひらく編集工学』、『問いの編集力』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、共著に『探究型読書』(クロスメディア・パブリッシング)など。

[登壇]セッション1

宮永 雅好(みやなが まさよし)

中央大学大学院戦略経営研究科 特任教授

1981年早稲田大学法学部卒

日本債券信用銀行を経て、シュローダー投信投資顧問株式会社 取締役運用部長、プルデンシャル・インベストメント・マネジメント・ジャパン 株式担当CIO 等を歴任
その後、企業の情報開示、財務戦略、M&Aなどのコンサルティングを行いつつ、コーポレートファイナンス、企業法務などの研究に従事。2017年より東京理科大学大学院経営学研究科教授(2017/4~2023/3)現在は中央大学大学院 戦略経営研究科(ビジネススクール) でコーポレートファイナンス、ビジネスプランニングなどの授業を担当

専門は、財務会計、企業価値評価、コーポレートファイナンス、 証券投資理論、M&A 、コーポレートガバナンス、企業情報開示、等

WICIジャパンでは専務理事を務め、WICI-J 統合リポートアウォード審査委員会 事務局長
関連研究論文としては、「中長期投資において重視される非財務情報とは―企業とアナリストとの建設的な対話に向けて―」(証券アナリストジャーナル 2018.11 )などがある。

東京大学大学院法学政治学研究科卒、早稲田大学大学院 アジア太平洋研究科博士課程修了、学術博士(早稲田大学)、日本証券アナリスト協会検定会員、CFA協会認定証券アナリスト

所属学会:日本ファイナンス学会、日本アイ・アール学会(理事)、法と経済学会、日本知的資産経営学会、研究イノベーション学会、日本ERM学会

[登壇]セッション2

田中 喜博(たなか よしひろ)

あすかコーポレイトアドバイザリー株式会社 代表取締役CEO

1989年日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行。国内企業向け融資、上場株運用に携わった後、2000年よりジャフコにてプライベートエクイティー業務に従事。複数企業の社外取締役・社外監査役を務める。
その後2005年よりモルガンスタンレー証券会社において上場中小型企業調査を手掛ける。2007年あすかグループに参画。投資先企業発掘から投資後の企業価値向上活動に取り組む。2014年より現職
大阪外語大学 (現大阪大学) アラビア語学科卒。ペンシルバニア大学ウオートン校経営学修士(MBA – Finance/Entrepreneurial Management)日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

[登壇]セッション2

小柴 太郎(こしば たろう)

MFSインベストメント・マネジメント株式会社
インベストメントオフィサー

初の米国公募投信を設定し世界で最も古い歴史を持つ運用会社の一つであるMFSインベストメント・マネジメント株式会社のインベストメント・オフィサーとして、アジア株および日本株の資産運用業務に従事。株式アナリストとして資本財、通信、および消費循環セクターの調査を担当。また、日本株アナリスト・ファンドのポートフォリオ・コーディネーター、アジアにおけるリサーチアソシエイトプログラム・マネージャー、日本ヘルスケア&消費関連セクター・リーダー等を歴任。2014年まではErnst & Youngニューヨーク・オフィスにて主に国際税務等のコンサルティング業に従事。慶応義塾大学経済学部卒業。ミシガン大学経済学部応用経済学修士(MAAE)取得。

[登壇]セッション2

蛭川 晃(ひるかわ あきら)

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
CMA ヴァイス・プレジデント 日本株式ポートフォリオ・マネージャー

2014年6月にリサーチアナリスト兼ポートフォリオ・マネージャーとしてGSAMに入社。以前は、SMBC日興証券株式会社の産業調査部にて消費、小売、ヘルスケアセクターの調査活動に従事。2007年7月から2012年10月までの約5年間は、リサーチアナリスト兼ポートフォリオ・マネージャーとして当GSAM株式運用部に在籍、化学、繊維、食品、医薬品、紙・パルプセクターの調査を担当した。それ以前は、三井アセット信託銀行に14年間在籍し、うち8年間、化学、繊維セクターのシニア・アナリストを担当。1993年慶応義塾大学法学部法律学科卒業。

[登壇]セッション2

住田 孝之(すみた たかゆき)

住友商事株式会社 常務執行役員 兼
住友商事グローバルリサーチ株式会社 社長

1985年東京大学法学部を卒業、通商産業省(当時)に入省。米国ジョージタウン大学外交大学院卒業(1993年)。IT、イノベーション、知的財産、無形資産、環境・エネルギー、税制・社会保障、企業開示、商務流通、保安、FTA交渉など幅広い分野での政策企画・立案に携わる。 海外勤務は2009年から13年までベルギーにて、JETRO産業調査員、日本機械輸出組合ブラッセル事務所長を務める。2019年12月 住友商事に入社、2023年4月から現職。 無形資産、企業開示の分野では、WICI(世界知的資本・資産イニシアティブ)会長を合計7年間務めたほか、現在は、IFRS財団のIRCC(統合報告とコネクティビティのカウンシル)メンバーを務める。

[登壇]セッション3, 閉会の辞

高橋 範江(たかはし のりえ)

IFRS財団 統合報告フェロー / KPMGジャパン パートナー

一橋大学経済学部卒業後、朝日監査法人(現、有限責任 あずさ監査法人)に入所し、小売業、金融、化学等の様々な業種の会計監査業務に従事。
2013年より、KPMGジャパン統合報告アドバイザリーグループ(現、サステナブルバリュー統括事業部)を兼務し、WICI グローバルの事務局長を務める。
2018年より、国際統合報告評議会(IIRC、現 IFRS財団)の日本事務局として部分出向。
海外における企業報告の最新の情報入手・発信とともに、日本における統合報告・企業報告の発展を目的としたセミナーやラウンドテーブルの開催、刊行物への執筆、国内外の統合報告書の調査業務等に携わる。
2022年8月より、有限責任 あずさ監査法人から、IFRS財団に完全出向し、同財団のIntegrated Reporting &Connectivityチームにて、統合報告・統合的思考の推進活動をしている。本年7月より、IASBのマネジメントコメンタリー改訂版の最終化プロジェクトにも関与。

[登壇]セッション3

Jean-Philippe Desmartin

Head of Responsible Investment, Edmond de Rothschild AM, Interim Chair of WICI Global

Jean-Philippe Desmartin took up his position at Edmond de Rothschild AM as head of responsible investment team in 2016. He is a graduate of the Paris University II (business law and management) as well as the IEP in Paris (finance and economics). Before joining EDR, he was from 2005 to 2016, head of ESG (environment, social and governance) research at Oddo Securities.

[登壇]セッション3

坂本 幸寛(さかもと ゆきひろ)

経済産業省経済産業政策局 産業創造課課長補佐 企業会計室室長補佐併任

KPMGあずさ監査法人に入所後、製造業・運輸業・小売業等の他業種上場会社に対する監査業務、アドバイザリー業務等に従事する他、品質管理部門において、会社法・企業情報開示・コーポレートガバナンス等の最新法令・動向等に関する情報収集・法人内外への情報発信を担当するとともに、法務省民事局調査員(非常勤)として会社法を担当。
その後、KPMG台湾 安侯建業聯合會計師事務所に駐在し、日系企業の台湾進出をサポート。
2024年8月より経済産業省に出向。現職。

[登壇]セッション3

江夏 あかね(えなつ あかね)

株式会社野村資本市場研究所
野村サステナビリティ研究センター長

オックスフォード大学経営大学院修了、博士(経済学、埼玉大学)。ゴールドマン・サックス証券、日興シティグループ証券等を経て、2012年に野村資本市場研究所に入社、2019年12月より現職。研究分野は、国家・地方財政、信用分析及び格付け、サステナブルファイナンス。政府、地方公共団体等の委員を歴任。著書に『地方債投資ハンドブック』(単著)、『地方債の格付けとクレジット』(単著)、『サステナブルファイナンスの時代 ― ESG/SDGsと債券市場』(共著)、『ESG/SDGsキーワード130』(共著)等がある。

[登壇]コンカレントセッション

田辺 雄史(たなべ たけふみ)

東京大学産学協創推進本部 副本部長(経済安全保障担当)

1997年早稲田大学大学院理工学研究科修了後、通商産業省(現経済産業省)に入省。2000年以降内閣官房、経済産業省、IPA等において、サイバーセキュリティ政策、IT政策に長年従事。2017年には日本初の制御システムに係るサイバー演習・人材育成拠点である産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)の立上げ・運営を陣頭指揮。近年ではDX政策、デジタル人材育成政策を主導するとともに、中小企業のイノベーション政策を推進。このほか、米国コロンビア大学院への留学、JETROデュッセルドルフセンター及び在オーストラリア日本大使館への赴任等、幅広い海外経験を経て2023年より現職。米国公認会計士。

[登壇]コンカレントセッション

原 伸一(はら しんいち)

グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)
代表取締役副社長 COO

大学卒業後、株式会社アマダメトレックス(現 株式会社アマダ)に入社し、営業部門、経営企画、社長室を歴任。2000年に独立起業し、当時、次世代のマーケティング手法と言われていたWebマーケティングを活用した顧客獲得、引合い獲得をサービス化し、多くのBtoBビジネスを支援。2018年、グローバルセキュリティエキスパート(GSX)株式会社の経営に参画し、2021年のマザーズ(現 東証グロース)上場に大きく貢献した。現在は、CFO、COO、CISOの立場でGSXを牽引している。

[登壇]コンカレントセッション

菊池 慶輔(きくち けいすけ)

ウエルインベストメント株式会社 投資部部長
Zuva株式会社 代表取締役

2019年にウエルインベストメントの投資部部長に就任し、産業・技術動向の調査分析から投資スキームの策定、投資先企業の事業開発支援まで広範に担当。2022年には、ファンド投資先である、京都大学の技術シーズから生まれたEmerging-Tech Data IntelligenceであるZuva.ioの代表取締役も兼務。早稲田大学法学部卒、東京工業大学大学院技術経営修士。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。早稲田大学招聘研究員。

[登壇]コンカレントセッション