多くの日本企業の成功体験は昭和時代に築かれました。それが平成時代で「失われ」、その延長線上では令和時代の日本の成功体験にはなり得えません。現在、日本が今まで体験したことなかった規模、スピード感で社会がして激動しているということは人口動態の傾向を眺めれば一目瞭然です。一方、これからの5、10年で日本の大企業が大きく変化する環境が整っているとも言えます。そのカギが人的資本です。
創業者経営企業における意思決定はどのように行われているのか。短期的な株主資本主義を超えた価値判断と長期的な価値創造につながるメカニズムについて、日本ホスピスホールディングス株式会社の経営陣とともに実例を踏まえて語り合います。
日本の統合報告は発行数では世界でもトップレベルにあり、毎年改善が図られています。パネリストには優れた統合報告書の制作を支援した実績のあるコンサルタントにご登壇いただき、最近の統合報告書の進化例と作成現場での工夫等を紹介します。また、さらに統合報告を進化させていくために何が必要か、グローバルでの比較も踏まえて今後の課題について議論します。
日米欧の投資家においてESG投資はどのように考えられているのか。日本の資産運用業界をこれまでリードしてきた方々にご登壇いただき、反ESGの流れもある中でのESG投資の本質と現状、さらに今後の方向性について考えます。
世界のルール化や標準においてインタンジブルズによる価値創造をWICIがいかにインプットしていけるかについてグローバルに討論します。
長宗 豊和 氏:経済産業省 企業会計室長
Mario Abela 氏:Chairperson, WICI
コンカレントセッション
*WICIシンポジウム2023の申し込みとは別となりますのでご注意ください。
早稲田大学知的資本研究会(WICRS) 会長 兼
早稲田大学大学院経営管理研究科教授 西山 茂
早稲田大学知的資本研究会(WICRS) 副会長 兼 早稲田大学客員教授 瀧口 匡
▼タイトル
知的資本(インタンジブルズ)から見るディープテックベンチャー
〜創薬ベンチャー企業評価の現場から見る価値創造ストーリー〜
企業価値にまつわる議論において、人的資本、社会・関係資本や知的資本などの目に見えない非財務資本の重要性が叫ばれている中、そのような非財務資本の代表格である知的資本の評価に関して最も豊富な歴史を有する産業と言っても過言ではないライフサイエンス分野では、大手製薬企業による設立間もないベンチャー企業との提携や大型買収が日常的に行われており、話題に事欠きません。
今回は、当分野の第一線で活躍されているプロフェッショナルをお呼びし、特に創薬ベンチャー企業に関する評価方法やその評価(価値)を創造もしくは向上させるアプローチについて、インタンジブルズの観点から議論することに取り組みます。
▼パネリスト
山本 憲幸, Flox Bio 代表取締役
木下 美紀, バイエル薬品株式会社 事業開発本部 Scientific Finder Lead
森 文隆, 大鵬イノベーションズ合同会社 パートナー
▼モデレーター
菊池 慶輔, ウエルインベストメント株式会社 投資部部長 兼 Zuva株式会社 代表取締役
早稲田大学知的資本研究会(WICRS) 上級顧問 花堂靖仁
(未定)