WICIの組織概要
名称
WICI(The World Intellectual Capital/Assets Initiatives)
創立
2007年11月
WICI (The World Intellectual Capital/Assets Initiative)は2007年に発足し、民間部門から事業会社、財務アナリスト、投資家、さらに官公庁や大学等の研究者が参加し構成されている。日本における活動拠点として2008年よりWICI Japan設立。
ビジョン
企業が自らの強みの源泉である知的資産(人的資産、組織資産、関係資産)を認識し、これらを貨幣資産およ び物的資産と合わせて最適に組み合わせるように活用して、その企業なりの価値創造を行う経営を実践し、この知的資産経営が適切に評価されるような世の中を作る。これにより、企業が有する固有の資源を最も効率的に活用して創造される価値を経済社会全体としても最大化 するとともに、そうした独自の経営による価値創造を持続的なものとする。これらを通じて、短期の利益に集中した拝金主義の資本主義ではない、人間的な、持続可能性のある資本主 義の実現に資する。
WICIの特徴
グローバル組織であり、10年を超える活動の歴史
- 実質面では、最も活動が長く・盛んなWICI Japanがリード。
- 欧州では、独、伊、仏で組織が強化。昨年からWBCSDが参加。
- IIRC、EU、SASBなどグローバルな組織との強いネットワーク
特定のスポンサーがあるわけではないので、主張にバイアスがかからない。
無形資産(特に知的資本)の報告・開示について主体的に取り組む唯一の団体
- 無形資産報告の枠組み(WIRF)を開発(2016年)しIIRCも追認
IIRCとの深い関係
- 統合報告のフレームワーク作成における協同作業
- IIRC幹部との人的ネットワーク、信頼関係
- WICI会長がIIRCカウンシルにメンバーとして参画
- 2019年3月には、SDGsと無形資産について共同文書を発出。B20等に働きかけ