統合報告の未来
「経営デザインシート」で、自社らしさを描く
本当に大事な開示
開催要領
経営デザインシート(KDS)活用の統合報告[実践]セミナー2025
- 主催者:WICIジャパン
- 開催日時:2025年2月 – 2025年5月,1回約2時間 ( 13:05 – 14:55, 18:30 – 20:30) 全5回開催
- 開催場所:ZOOM
- 対象:統合報告書等を発行している企業・今後の発行を検討している企業、これら企業の担当者、WICIジャパン個人会員
- 募集人数:10~40名程度
- お申し込み期限: 2025年2月16日(日)
第1回を2月13日に開催します。2月13日から16日までのお申し込みは、1回目を録画視聴、2回目からライブ参加となります。 - 受講費用(全5回分,消費税込み):
法人会員 1枠 3万円(1企業から2名まで)
個人会員 1名 1万円
非会員法人1枠 6万円(初回参加,1企業から2名まで)
非会員法人1枠 4万円(参加経験あり,1企業から2名まで)
※経営デザインシートを使った社内対話を体験いただくため、1法人から2名(以上)でのご参加をお願いします。
※WICIジャパン会員にお申し込み中の方は、会員価格で受講いただけますので、本セミナーは会員としてお申し込みください。
※1企業から3名以上ご参加の場合、人数に応じた枠数でお申し込みください。
※お申し込み後、部門に新任の方の着任などありましたら、人数増でも追加料金なくご一緒に受講いただけますのでその時点でご相談ください。
※同一のグループ企業(連結)内の異なる企業や部門からのご参加も歓迎します。
※非会員の法人で、過去に経営デザインシート活用のWICIジャパン統合報告セミナーに参加したことのある法人様は、割引料金(4万円)で参加いただけます。
※恐縮ですが、現在、適格請求書発行事業者の登録を受けておりません。 - 統合報告エキスパート: 講義とワークの内容を踏まえて、第5回の発表会で発表した受講者と、発表資料にお名前のある受講者を、統合報告エキスパートとして氏名をWICIジャパンのWebサイトに掲載します(掲載辞退可)。
- 合同開催:第1回、第2回及び第5回は、並行開催する支援会社向けのセミナーとの合同開催となります。
- 時間帯:初回から第4回を日中の午後(13:05 – 14:55)の開催とし、業務として受講しやすい環境を整えました。第5回の発表会は18:30からの開催となります。
- ご準備:Zoomの接続環境をご準備ください。各回のワークでGoogleフォームやGoogleスプレッドシートを使います。
社内ネット環境のご都合でGoogleのツールにアクセスできない際は、お手数ですが個人スマホとキーボードなどでご対応ください。
このGoogleスプレッドシートにアクセスし、空いているセルに文字入力できれば問題ありません。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/14c_QBlXxP1kpC7k2WWl59GonWgx6lT9WolvSp6AoLXY/edit?usp=sharing
※事前の操作テストのご希望がある場合、お知らせください。(wici-j@kval.jp 鈴木健治) - 同時開催の支援会社向けとの関係:
制作支援会社、監査法人、コンサルティングファームの方は支援会社向けを受講ください。
事業会社のIR, 広報, 経営企画, サステナビリティ等の方はこちらの事業会社向けをご受講ください。
企業グループ内の制作支援ご担当者は支援会社向けでも、こちらの事業会社向けでも、どちらでも問題ありません。
金融機関・投資家で自社・自行の経営企画やIRに主眼がある場合こちらの事業会社向けを、融資先や投資先のサポートを担当なさる方は支援会社向けを受講ください。 - オプション(任意参加、追加料金なし)
経営デザインシートで質の高い価値創造ストーリーを描くことは、部門間のコミュニケーションを深め、統合思考の実践に役立ちます。
知財部門とのコミュニケーションを深めたい参加企業様は、2025年3月4日 13:05 – 14:55 のオプション回1に、自社の知財部門のご担当者とご一緒に参加いただけます。このオプション回では、鈴木健治氏からの統合思考による特許情報の開示例の発表をうけて、他の企業の方を交えて、質疑、さらに対話します。
サステナビリティ部門および経理・財務部門とのコミュニケーションを深めたいとお考えの参加企業様は、2025年3月28日 13:05 – 14:55 のオプション回2に、自社のサステナビリティ部門、経理・財務部門や経営企画部門のご担当者とご一緒に参加いただけます。このオプション回は、公認会計士の小倉健宏氏による導入のスピーチを受けて、他の企業の方も交えて、質疑、さらに対話します。
統合報告セミナー [事業会社向け] お申し込み
お問い合わせ:
統合報告セミナー 運営担当 鈴木健治 wici-j@kval.jp
開催趣旨
2025年1月
住田孝之 監修
鈴木健治 著
国際的な開示の標準は、サステナビリティの観点で議論されてきました。欧州型は、企業活動が社会や環境に与えるインパクトについて、定められたリストに従って検討します。TCFDやIFRS S1, S2(およびSSBJによる日本版基準)は、気候変動などのサステナビリティに関するトピックの自社の財務への影響をリスクや機会の観点で検討します。日本においても、有価証券報告書でのサステナビリティ情報の開示が始まり、米SECも人的資本の開示を要請しています。
企業が投資家に伝えたい「本当に大事なこと」は何でしょうか。それは、過去の実績に裏付けられた、リスクと機会の変化に応じた自社の将来性であり、自社の個性である差別化の源泉や稼げる強みです。欧州型のリストに従った開示のみでは、膨大な情報に埋もれて「本当に大事なこと」を伝えることができません。また、企業経営上の「本当に大事なこと」は、その企業の歴史や価値観によるもので、サステナビリティのトピックスには入り切りません。
WICIは、長期にわたり、企業の価値創造(Value Creation)に焦点をあてています。将来を視野に、持続的な価値創造や戦略のストーリーを、財務と非財務(インタンジブルズ)の相互関係を参照して描いた報告が、投資家を始めとするステークホルダーとの対話を深めることのできる質の高い開示であると確信しています。
日本では、今や1,000社を超える大企業が統合報告書を発行しています(※1)。統合報告は、経営、財務、取締役会、沿革、事業、サステナビリティ、インパクト(社会課題や社会貢献)、人的資本、知的財産、ガバナンス、リスク管理など部門やトピックを横断した1つの中心となる企業報告として、発行体側にも投資家側にも認知されています。現在では、日本の統合報告書は、企業の自主的な統合思考の本気の媒体であるとして、投資家はもちろん、NPOからも、就活生からも、商業デザインを学ぶ人たちからも参照されています。
この統合報告書は、価値創造能力を開示する(※2)という、日本の知的資産経営開示をルーツの一つとする開示であり、本当に大事な自社の価値創造ストーリーを報告できます。しかし単純には書けません。オクトパスモデルによる多くの価値創造プロセス図では、本当に大事な軸やストーリーを説得的に伝えきれていないのが現状です。
こうした状況を克服して、統合報告の質を高めるには、リスクや機会の変化に応じつつ、将来、誰に、どんな価値を、どのように提供したいのか、その価値創造を真似されずに続けることができる自社の個性であるインタンジブルズの組み合わせ(結合性、相互関係)は何か、という価値創造にとって真に重要な軸が必要です。
その軸を描くための恰好のツールが「経営デザインシート(KDS)」(内閣府が2018年に公表※3)です。
この統合報告[実践]セミナーは、KDSを中心に、いくつものワークを組み合わせることで、事業および事業ポートフォリオについて、自社のインタンジブルズの相互関係に言及しながら、価値創造の全体像、真に重要な要素となる軸を明確にすることができる「統合報告エキスパート」(※4)の育成を目指します。
インタンジブルズを特に強く意識し、ワークと対話を結合させたセミナーを開催し続けているWICIジャパンならではの企画です。各回110分のうち、40分ほどの講義と、60分のワークや発表・対話を介して、国際的な開示の標準も使いこなしながら、企業の強みの骨格をつかみ骨格を参照しながら価値創造ストーリーを説明する経験に挑戦していただけます。
統合報告エキスパートは、自社の価値創造にとって本当に大事なこと(マテリアリティ)は何か、経営層、社内外取締役や投資家、社内では部門横断の議論をもたらし、統合報告で何を伝えたいかを明らかにしていく専門家です。統合報告の質とともに経営全体の質を高めていくきっかけを、セミナーに参加されたみなさんがお持ち帰りになることを期待しております。
※1 KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン「日本の企業報告に関する調査2023」(2024.4) p.6, p.62
https://assets.kpmg/content/dam/kpmg/jp/pdf/2022/jp-corporate-reporting-20220406.pdf
※2 <IR>フレームワーク パラグラフ3.17, 3.6, 3.18, 3.35等参照
※3 首相官邸HP 経営デザインシート ー経営をデザインするー
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/siryou01.pdf
経営デザインシートは、コーポレートガバナンス・コードを改訂した東京証券取引所からも、知的財産への投資に関する開示の質の向上のためのツールとしても期待されています。
https://faq.jpx.co.jp/disclo/tse/web/knowledge8347.html
※4 統合報告エキスパート 全5回のコースで、出席(録画視聴を含む)し、ワークに取り組み、第5回の発表会の発表者(口頭発表者と発表資料にお名前のある全員)を統合報告エキスパートとしてWICIジャパンのWebサイトに公開します。公開の有無と公開の属性(氏名、社名等)はご希望に応じます。
プログラム
WICIジャパン統合報告[実践]セミナー2025[事業会社向け]
(講師の敬称略,演題等は変更の可能性があります)
- 第1回、第2回、第5回は並行開催の作成支援会社向けとの合同開催です。
- 「ワーク」は、時間内に作業いただく内容です。「個人」はお一人お一人に作業していただきます。「グループ」はブレイクアウトルームに分かれての対話です。
- 「次回への準備」は、次回までに確認しておいて欲しい事項です。
- 導入
- 演 題 統合報告の未来~本当に大事な開示~
講 師 住田 孝之氏
WICI統合報告[向上]セミナーの収録動画です(30分間)。お申し込み者にご案内します。
- 第1回
- 2025年2月13日(木) 13:05 – 14:55
演 題 経営デザインシートで描く自社の将来
講 師 高橋佳子氏
ワーク (個人1)自社のこれまでとこれからを経営デザインシートで描く
(個人2)日本らしさ・日本的発想から紐解く自社の価値創造
(グループ)価値創造ストーリーを伝え合う
発表への準備: 価値創造のメカニズムを資源、ビジネスモデル、提供価値のセットでとらえる
次回への準備: <IR>フレームワーク(2021.1改訂版)の重要なパラグラフを読んでおく
(パラグラフ2.23, 2.60, 3.17, 3.6, 4.12, 2.15などセミナー中に説明します)
- 第2回
- 2025年2月17日(月) 13:05 – 14:55
演 題 海外事例から学ぶ 統合思考の実践
講 師 三代まり子氏
ワーク (個人1)どの海外事例が、なぜ参考になると思ったか?
(個人2)鮮明な未来像を起点にKDSを作成する
発表への準備: 社内で作品(KDSやワーク)を見せ合い、2名で1つのKDSをパワーポイントで作成する
次回への準備: WICIインタンジブルズ報告フレームワークの下記の部分を読んでおく
第2章 インタンジブルズの定義
第4章4-1 主要パフォーマンス指標(KPIs)
- 第3回
- 2025年3月19日(水) 13:05 – 14:55
演 題 統合思考でのKPI抽出のポイントとWICIのフレームワーク
講 師 戸崎豊氏
ワーク (個人1)価値創造をどのようなKPIsで説明するか
(個人2)KPIsの時系列変化と、インタンジブルズの相互関係、リスクおよび機会
(グループ)自社の成長の機会について、インタンジブルズの相互作用とKPIを使って説明する
発表への準備: 自社の個性であるインタンジブルズとその組み合わせについて、成長の機会や価値創造との関係で特定する
次回への準備: 自社の事業ポートフォリオについて、各事業名と売上比率を調べておく
- 第4回
- 2025年4月15日(火) 13:05 – 14:55
演 題 インパクト・リスク・機会IROをとらえ自社の共通資源の相互関係を使う
〜事業と知財のポートフォリオ変革〜
講 師 鈴木健治氏
ワーク (個人1)未来の事業ポートフォリオに必要な共通資源の相互関係
(個人2)共通資源による価値創造を継続させる
(グループ)長期の価値創造能力を統合思考でどう開示するか
発表への準備: サブタイトルが「自社の個性であるインタンジブルズで価値創造を継続する」である発表資料を準備
- 第5回
- 2025年5月22日(木)18:30 – 20:30
成果発表会 受講者 本当に大事な開示(作成した経営デザインシートを使いながら発表)
コメンテーター: 住田孝之氏、高橋佳子氏、鈴木健治氏、機関投資家の他、WICIメンバーから参加予定
- 各回とも、座学(講義)は1/3程度です。毎回、KDS作成等のワークがあります。
- 第5回(本セミナー終了後) 経営デザインシートの活用や、統合報告、統合思考の実践について、受講者に発表いただく機会を作っていきますので、開示や対話について良い手応えが得られましたら、セミナー運営の事務局まで教えてください。
- オプション(任意参加)
・事業向けコースにご参加の企業様がお申し込みいただけます
■オプション1 特許情報の開示
2025年3月4日(火)13:05 – 14:30
鈴木健治 統合報告での特許情報開示と乾いた開示
オプション1ご参加者は、自社グループの知財部門の方とをお誘いいただき、ご一緒に参加いただけます。
(知財経営の実践に向けたコミュニケーションガイドブックや、統合報告での特許情報の開示とインタンジブルズ・ミックス事前のご一読をおすすめしますが、必須ではありません)
「乾いた開示」は、情熱的にではなく、事実を開示する方法であり、中長期の業績予想をする投資家にとって有用な情報となります。医薬品業界の優れたパイプライン情報は、他の製品や財務の情報と統合的な判断をうながす乾いた開示の例です。
他の業種でも、そのような統合思考による乾いた開示により、投資家が当社の未来を予測する際に役立つ特許情報の開示をすることができないか、質疑や対話をします。
■オプション2 サステナビリティ
2025年3月28日(金) 13:05 – 14:55
小倉健宏 IFRS S1, S2 (SSBJの日本版基準) やCSRDの日本企業の統合報告への影響
オプション2ご参加者は、自社グループのサステナビリティ部門、経理・財務部門や経営企画部門のご担当者とご一緒に参加いただけます。
欧州CSRD対応企業、IFRS S1, S2(SSBJ日本版基準)対応企業、および、義務では無いが自主的に統合報告をより良くしたい企業が対象です。
国際動向のエッセンスを紹介した後、日本企業の統合報告の未来について質疑や対話をします。
ともに、事業会社向けの本セミナーのご参加者に、オプションお申し込みのご案内をお送りします。
2020-2024 WICIジャパン統合報告セミナー 受講者の声
事業会社向け統合報告セミナー
・経営デザインシートに自社の事例を当てはめて記載してみることで、書きづらい箇所がまだ自身の考えが浅い部分であることに気づき、重要な課題も認識することができました。これにより、自社の戦略をより深く考察し、改善の方向性を見つけるための貴重な機会となりました。経営デザインシートを活用し社内のコミニュケーションを図りながら、来期の統合報告書作成に向けて改善に取り組んでいきたいと思います。
・ 経営デザインシートを作成することは、自分にとっては少し高いハードルでしたが、セミナーを通じて深く考えすぎずに当てはめていくことから始めればよいということがわかり、まずは作成してみることの大切さを実感しました。
・ 外部環境認識やリスクと機会の分析については当社の課題感がより明確になり、来期の統合報告書作成に向けてより改善していきたいと思いました。
・ 統合報告書がステークホルダーとのコミュニケーションツールとしてどのように活かされているのか、投資家向けの統合報告書説明会などを開催し、意見を聞いてみる機会を作ってみても良いと思いました。
・参加されているみなさんとのディスカッションにより、どのような体制、取り組みを行っているのか、とても刺激になりました。
・統合報告書の制作が始まると、スケジュールに沿って制作を進めることが最優先になってしまい、自社の提供する価値や目指す姿、強みを議論する時間はとりづらい。本セミナーを受講し、実務とは切り離して改めて自社を見つめることができた点は大変有益であった。
・経営デザインシートは「問い」に答えていくというシンプルなステップであり、思考が掘り下げやすかった。長期ビジョンや中期経営計画策定の前段階として自社の強みを再定義する必要がある際などに活用したい。
・知財・人事部門のメンバーと出席したセミナーにおいては、お互いのモチベーションが向上し、統合報告書の改善に向けて議論が活発化するようになりました。
・初回のセミナーを受講したタイミングでは、経営デザインシートを統合報告書に活かすイメージが持てなかったが、全セミナー受講後にはイメージが持てるようになった。
・全体を通して「インタンジブルズ」と「コネクティビティ」がキーポイントなのだと感じました。今後実際に統合報告に関して社内で議論する際にも注意して検討を進めたいと思います。
・構想することが難しい未来についての考え方を学ぶことができた良い機会となった。
・参加者のレベル感に大きな相違がなく、ファシリテーターの方が上手にガイドしてくださり、よい議論が出来た。グループワークや参加者に発言を求めるスタイルは緊張感もあり、双方向のコミュニケーションが取れよかった。
・第一回のセミナーでは、経営デザインシートの各設問を1分ずつ埋めていくことが、時間も足りないうえに、あまり埋めることができず、ただただ難しいと感じました。ですが、一つ一つの講義はどれも興味深い内容でございましたので、講義への参加を通じて、またいろんな企業様とお話しさせていただくことを通じて、自社らしさを考え、改めて認識することにもつながり、大変勉強になりました。特に様々な企業の事例を用いて説明してくださるので、なかなか自分では確認しないような海外企業の例など参考にできる部分、改善していきたい部分を見つけることができ、楽しかったです。
・講師の方々のご説明が毎回丁寧で、統合報告書作成にあたり必要な知識を俯瞰して習得することが出来た。
・経営デザインシートの作成にあたり、当社事業内容や当社の資源などを言語化し、ストーリーに落とし込むことは難しかったが、当社の強みや経営戦略を理解する良い機会となった。
・海外事例の紹介はポイントを抑えており、当社の統合レポートに足りない新たな視点を知るよいきっかけとなった。
・海外事例等、自社では調べきれない優良事例紹介や重要視しているポイント等をご教示いただいたおかげで、多くの気づきがありました。
・統合報告書=制作物を作る作業ととらえていたのを、統合報告について考えることは経営について考えることなのだと痛感。KDS作成は苦労したが、同僚とああでもないこうでもないと議論しながら、これが実現したら本当にわくわくするような未来になるなと思い、最後は楽しむ気持ちももてた。
•KDSは一人で完結させるものでなく、皆で作りながら多様な意見を集め議論しあうことで、会社の中長期価値をも生み出せるのではないか。
•KDSの考え方は既に統合報告で活用し始めている。
・自社のそれぞれのビジネスについての資源や提供価値を再確認する際にKDSを使用することができる。
・統合思考とは、価値創造とは何たるやということを、自社をモデルに考え込む機会を通じて考えを深めることができました。
・統合報告書が完成したら、1枚ペラに落とし込むことで自己理解を深め、 営業企画部門として統合報告書の社内での活用を促していきたい。
・「事業ポートフォリオ」と今年度当行で作成している統合報告書がマッチしているため、改めて当行のビジネスモデルと資源について考える機会となりました。
・部署内でのディスカッションの手がかりの一つとして本セミナーの知見を活用できた一方、作成部署だけでなく、 これを事業サイドの部門とのコミュニケーションへも広げていくことは今後の課題。
統合報告セミナー [事業会社向け] お申し込み
お問い合わせ:
(WICIジャパン 運営委員 鈴木健治)wici-j@kval.jp