終了しました

TCFDや人的資本、知的財産の前提となる経営の中心を探る
価値創造とインタンジブルズ

★2022年11月8日キックオフイベントは、受け付け終了しました
統合報告セミナーの受け付けは準備ができ次第、ご案内します。

開催要領
経営デザインシート活用の統合報告セミナー キックオフ

  • 主催者:WICIジャパン
  • 開催日時:2022年11月8日 (火曜日) 13:00 – 16:00 (16:30まで延長の可能性があります)
  • 録画配信:2022年11月9日から2023年1月10日までお申し込み者に録画配信
  • 開催場所:ZOOM, 録画配信
  • 対象:経営者、社内外取締役、事業会社、金融機関、官公庁、制作(支援)会社、コンサルタント、監査法人、社会人、学生
  • 対象部門:統合報告に直接関与する部門の他、経営企画、広報、IR、人事、サステナビリティ| ESG、知的財産、財務・経理、人事、法務、生産、その他総務・コーポレート部門、その他事業部門など多様な部門からのご参加を期待しています。
  • 募集人数:200名以内
  • 受講費用
       非会員・一般: 1アクセス3千円(同一場所での複数人での同時視聴可)
    WICIジャパン会員: 無料
  • 講師(敬称略): 住田孝之(住友商事株式会社)、加賀谷哲之(一橋大学)、柏原英里(三井倉庫HD株式会社)、島上陽子(味の素株式会社)、竹下貴恵(ゆうちょ銀行)、渡会由美子(東京海上アセットマネジメント株式会社)、鈴木健治(特許事務所ケイバリュエーション)

キックオフ 開催趣旨
WICIジャパン統合報告セミナー キックオフ

 本キックオフでは、サステナビリティ関連財務情報開示の国際動向を振り返り、価値創造へ焦点をあてた自由演技の重要性を再確認します。

 複数の開示標準に流されるのではなく、自社の個性に立脚した価値創造(バリュークリエーション)をどのように製品・サービスに結実させ、事業(ビジネス)として、社会価値、環境価値をも統合的に創造していくのかが、大変に重要です。

 しかし、仮に一瞬、価値創造ができたように思えても他者が同じようにできてしまうなら、価格競争となり、十分なボリュームの価値創造を実現できず、見込んだ売上規模・利益率での事業を継続できません

 売上高利益率や、PBRという重要な(財務)指標に継続的に結びつく前に、価値創造が途絶えてしまうのです。

 そうならないためには、その価値創造(できるビジネスモデル)が他者ではできないやりにくい、という点が重要で、そうした差別化の要素となるのがインタンジブルズです

 知的財産権はその典型ですが、差別化源泉は他にも多くあり、企業文化、リーダーシップ、チーム力、顧客・取引先や従業員との信頼関係、コア人材など、幅広いものがインタンジブルズに含まれます。人的資本もインタンジブルズです。このインタンジブルズには、会計上資産計上されないものも含みます。

 そして、価値創造をするビジネスモデルと、インタンジブルズを中心とする差別化要素(資源)を、見通し良く整理できるのが、経営デザインシート(KDS)です

 自社ならでは、というありたい未来(価値創造)を構想する際に、KDSを使うと、機会を捉え、骨格となる価値創造のストーリーを1枚に描き出すことができます。

 つまり、TCFDへの対応や、人的資本へ焦点をあてながらも経営の中心である価値創造とそれらインタンジブルズを結びつけて、社会価値と経済価値の同心円を統合的に描き、実践していくことができます。

 自社の非財務情報のテキストマイニングで、自社の価値感や個性が1枚にまとめられてしまうのではなく、統合思考による要素の結合性、つまり自社の個性が浮き彫りになる1枚を作るならば、経営デザインシートが最適です。

 本キックオフセミナーでは、前半で、経営デザインシートの生みの親である住田孝之さんと、売上高利益率やPBRを通じて日本企業の経営を分析する加賀谷哲之教授からご講義をいただきます。

 後半は、いままでWICIジャパンの統合報告セミナーにご参加・ご協力をいただいた企業を中心に、社会価値を提供しながら経済価値を確保していく価値創造の取り組みや、開示例をご報告いただきます。

 本編となる経営デザインシートを活用する統合報告セミナーは、全5回で、12月13日にスタートし、2023年4月に終了予定です。この全5回のWICIジャパン統合報告セミナーは、実際に経営デザインシートを作成しつつ、海外事例の分析や、KPIの使い方ワークなどを通じて、統合思考をスキルとして身につけて頂きます

 事業会社向けと、制作支援(監査法人・コンサルティング・制作会社)向けの2コースあります。詳細はまたご案内します。

統合報告セミナー キックオフ

お申し込み期限: 2022年11月7日 21:00

お問い合わせ:

(運営 鈴木健治)wici-j@kval.jp
(WICIジャパン事務局) wj-info@wici-japan.com

11月8日 プログラム
WICIジャパン統合報告セミナー キックオフ

(講師の敬称略,演題は変更の可能性があります)

講師時間演題
[13:00から13:30]
住友商事株式会社 執行役員
住友商事グローバルリサーチ
株式会社 代表取締役社長
住田 孝之
30 分 価値創造メカニズムの開示の国際動向と経営デザインシート
[13:30から14:00]
一橋大学教授
加賀谷 哲之
30分日本企業の知財・無形資産投資と価値関連指標の関係性
[14:00から14:25]
対話・質疑
25分価値創造を持続させる自社の個性をどのように把握し、いかに開示するか
   休憩5分
[14:30から14:50]
三井倉庫ホールディングス株式会社
経営企画部 ESG推進室
柏原 英里
20分統合思考の醸成による企業価値の向上-経営デザインシートを活用したパーパス策定-
[14:50から15:10]
味の素株式会社
経営企画部 シニアマネージャー
島上 陽子
20分ASV実現に向けた企業価値創造ストーリーにおける人財資産の取組み
[15:10から15:30]
株式会社ゆうちょ銀行
コーポレートスタッフ部門 広報部
竹下 貴恵
20分事業を通じたマテリアリティへの対応~環境・地域経済発展への貢献~
[15:30から15:45]
東京海上アセットマネジメント株式会社
責任投資部 アナリスト
渡会 由美子
15分企業価値向上を目的とした投資先企業との対話とサステナビリティ開示
[15:45から16:00]
特許事務所ケイバリュエーション
経営コンサルタント・弁理士
鈴木 健治
15分1. 経営デザインシートでありたい未来を描いた後に、知財をどうやって利益と社会価値に結びつけるか
2. WICI統合報告セミナー、WICIジャパンシンポジウムのご案内
  • 1申込で、会議室等にて複数人で同時視聴いただけます。
  • Zoomへの接続環境はご参加者においてご準備・ご負担下さい。