WICIシンポジウム2014の開催にあたって
来る12月4日(木)に、第7回の「WICIシンポジウム2014」を、“成長をドライブする‘稼ぐ力’の源泉と価値創造の仕組み”を統一テーマとして、大手町フィナンシャルシティー カンファレンスセンターで開催することになりました。
経営のあり方が社会との関係で変わりつつある昨今、企業が営む持続的な価値創造について、それを支えるステークホルダーとのコミュニケーションについても世界的な変革が求められ始めています。
日本では、第二次安倍内閣の経済政策アベノミクスの第三の矢(民間投資を喚起する成長戦略)の鍵になるものとして、中長期的な視座から経営者のメッセージを的確に表現し、企業の価値創造についての適格な理解を通して、企業活動への共鳴を得ることが挙げられています。そのためのコーポレートコミュニケーションの在り方が、企業の持続的な成長を確かなものにするために益々重要になっています。
このような大きな変化の中、国際統合報告評議会(IIRC)より2013年12月に「国際統合報告フレームワーク」が公表されました。このフレームワークには、WICI(World Intellectual Capital/Assets Initiative)が2007年の発足時より提唱してきた「見えざる経営資源である知的資産こそが企業価値の源泉である」との主張が強く反映されています。
世界的に統合報告がそれぞれの経済圏の実情を踏まえながら普及・進化するなかで、WICIが主張してきた企業の強みであり差別化要因である知的資産について、それらがどのように「相互に関連」かつ「つながり」価値創造活動に活かされているのか否か、個々の日本企業の実情を踏まえて、これをどのように表現・伝達し、そして重要なステークホルダーと対話していくかについて、企業人、機関投資家、行政人、アカデミア、監査法人に登壇いただき、「企業開示を通じた経営革新」について多面的に検討する機会を提供すべく、来る12月4日(水)の終日にわたり大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンターにおいてWICIシンポジウムを開催いたします。
このようなシンポジウム開催の趣旨にご理解を賜り、皆様のご参加をお待ちしています。
2014年10月吉日
WICI Global Chair Amy Pawlicki
WICIジャパン会長 長友 英資
WICI Symposium 2014 “成長をドライブする‘稼ぐ力’の源泉と価値創造の仕組み” “The Sources Of Earning Power To Drive The Growth And Value Creation Mechanism” | |
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主催 | World Intellectual Capital/Assets Initiative (WICI) |
後援 | 国際統合報告評議会(IIRC)、経済産業省、日本政策投資銀行 |
協賛 | 有限責任 あずさ監査法人、新日本有限責任監査法人、有限責任監査法人トーマツ、 あらた監査法人、太陽有限責任監査法人、(株)エッジインターナショナル、 (株)インターリスク総研、トッパン エディトリアル コミュニケーションズ(株)、(株)ファルコン・コンサルティング、 (株)ICMG |
協力 | (一財)日本経済研究所 |
開催日 | 2014年12月4日(木) |
会場 | 大手町フィナンシャルシティー カンファレンスセンター |